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中古車買取

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2020.06.26

中古車を即金買取してもらうメリット、デメリット



「現金」が即入る。やはりこれは魅力的なこと。状況・立場によってはそう感じる方も多いかもしれません。「即金買取」を謳う中古車の買い取り業者もいますね。そうしたスタイルの買取の特徴はどういったことなのか。中古車の即金買取について考えてみましょう。

かつては中古車業界の主流? しかし今では少数派に

世の中に電子決済がかなり増えてきました。現金の授受ということは今後もっと少なくなっていくかもしれません。中古車業界もかつては現金買取が主流だった時代もあったようです。しかし、最近ではそうした会社はかなり少なくなりました。一応可能だが、メインは振込という会社も多いでしょう。

その理由をいくつか考えてみたいと思います。

その一つは買取金額の平均が上がってきた、ということはあるかもしれません。昔は、今ほど買取が盛んではなく、多くがディーラーの下取りでした。下取りは、手放す中古車の価値を見て買い取るのではなく、次に買う車と入れ替えに引き取って、さらに、その中古車は再度売却できるので、気持ちで金額を付けてあげていた、というレベルだったでしょう。

ですから、昔は中古車業界というのは今よりもはるかに一台当たりの金額の降り幅も大きかったことと思います。「このくらいの金額でよければ、即金で買いますよ」などという取引は、中古車を現金化する方式を取った一種の金融のように受け止められていました。その「即日現金化=即金」ということ自体を付加価値であるかのように展開していた会社は、いわば買い手市場。「即金」ではあっても、支払う金額もそれほど多くなかった面があるかもしれません。

今では中古車の買取サービスは、まだまだ自動車ユーザーの多くの人が利用したことがあるサービス、と言い切るには、やや小さなマーケットかもしれませんが、精力的に展開する会社なども多数現れて、かなり競争も激化しています。こうなると、かなり踏み込んで中古車を評価しないと、自社で買い取ることができない。それが中古車買取業界の現状ではないでしょうか。

毎日、かなり高額で、たくさんの中古車を買い取る。こうすると、オペレーション的にも、即金対応をベースにしていては成り立たないという面があるでしょう。もちろん現金を事務所でたくさん用意しなければならないのは、防犯上よろしくないですし、経営的にも非効率です。

これはユーザーからしたら歓迎すべきこと。中古車市場の成熟、発展、ユーザー目線がより支配的になって来たといえるでしょう。そうした変化がリスクも多い即金主義をクールダウンさせた面があるのです。

受け取る際も要注意の即金買取

業界側の事情、変遷のお話をしてきましたが、ユーザーとして覚悟しておかねばならないことがあります。即金で支払われたら、その場で正確に間違いなくあるか、数えなければいけません。

たとえ200万円でも300万円でも。時間がかかったとしてもその場でしっかり数えるのです。この数え間違えがないかというのが、即金買取のリスクの一つです。銀行勤務経験でもないと、お金を数えると一言で言ってもなかなか時間がかかるでしょう。

また、帰りに紛失、盗難されたらどうでしょうか。泣くに泣けない、かなり精神的にダメージが大きいかもしれません。

銀行振り込みであれば、通帳に金額が記帳されます。買取の会社もユーザーの皆さんも、安心で簡単ですね。こうしたことも、中古車業界がかつてよりも、より多くの人が利用しやすくなった理由なのではないでしょうか。

◆それでは即金って意味あるの?

なんだかデメリットばかりじゃないか、と思われるかもしれません。しかしそんなこともないのです。即金の価値、それは、今すぐ目の前に現金があることです。振込は時間がかかります。営業時間内ならその場で振り込まれることもあるでしょう。しかし、基本的には翌営業日以降ですね。もし運転資金や、支払いの予定が差し迫っているなどの事情があり、現金でもらえた方がいい場合は、即金買取のリスクを上回る価値がそこにはあるかもしれません。即金で、現金がその場で受け取れること、それ自体が最大の価値となるわけです。できればそうはならないように、何事も余裕をもって進めたいものですが。

中古車業界の常識ですが、即金を希望される場合は皆さんにも準備が必要です

そもそも、中古車買取の契約をして、その買取金額が支払われるためには、中古車そのものだけではなく、名義変更に必要な書類が揃っていることが必要になります。揃っている、というのは揃えた書類すべてに不備がないことを示します。印鑑証明の期限が切れていたりしてはいけません。実印の陰影がかすれていたりしませんか? そうしたことも含めてしっかり整えておく必要があるのです。

書類は何が必要か、どうしたら即金で受け取れるか。即金での買取を希望するなら、即金買取を謳う業者さんに、一度事前に確認を入れておくことが大切かもしれません。

薄利でも、即金ででも、とにかく買い取ることが、ビジネスを前に進める基本

これだけは一般論で覚えておいていただきたいのですが、中古車販売店にとっては、買取金額が高くてもとにかく仕入れること、お客様から買い取ること、それが大事なことです。取引金額がせいぜい10万円の中古車に、執着してもっと高い買取金額を出そうとすることはなかなかないでしょうが、売れ行きの良さそうないい中古車であれば、他社より高い金額で買っても仕入れを死守したいと思うのが中古車・買取の現場だと思います。

いい中古車は買取金額が高めでも、再び直接小売りしたりすることもできるからです。買取金額を安く抑えるために買い取りを見送るよりは、薄利だとしても買取をして販売していく。これが中古車販売店にとっては大切なのです。

販売すれば、登録に必要な手数料が入ります。カー用品の取り付けや、コーティングなど付帯サービスで利益が出るかもしれません。なにより「その在庫がなければ出会えなかった顧客に出会えた」わけです。こういう人の縁も在庫がなければ始まらないのです。そういう縁を獲得しようと、買取金額を高めに頑張ったり、ここで話題の、即金で買い取るというサービスを展開している会社もあったりするということです。

居丈高に振舞うべきではありませんが、即金対応をしているお店で、即金での買い取りを望まれる場合は、正直に事情も話してみたら、好条件を出してくれるかもしれませんよ。即金買取は一つの支払い方法である上に、「なんとか買い取りたい!」という中古車買取店側の提示条件の一つでもあるということを覚えておいてもいいかもしれません。「即金で支払いますので、なんとかうちの店にそのクルマを売ってください!」という場合もあるのです。

皆さんの近くのコスモサービスステーションでは中古車の買取も行っています。近所だと入庫するのも楽、などということもあるのではないでしょうか。売却を検討されている場合は、コスモサービスステーションにも問い合わせてみてはいかがでしょうか。
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筆者プロフィール

中込健太郎
合同会社アセアンプラスコンサルティング パートナーライター

自動車ライター。1977年生まれ。神奈川県出身。武蔵工業大学(現東京都市大学)工学部電気電子工学科・水素エネルギー研究センターを卒業後、自動車産業向け産業機械メーカーを経て、大手自動車買取販売会社で店舗業務からWEB広告、集客、マーケティングなどに携わる。現場経験に基づくクルマ選びや中古車業界の事情は今も明るいことから、ユーザーはもとより、自動車販売の現場からの信頼も厚い。幼少期からクルマをはじめとした乗り物好きが高じ、車種を紹介するコンテンツなども手掛ける一方、「そのクルマで何をするか」をモットーに全国をクルマで旅行し、食べ歩き、温泉巡り、車中泊といったカーライフに関する執筆も多数手がける。

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