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中古車買取

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2019.09.26

中古車の買取査定って、どんなとこをチェックする?



皆さんはクルマの乗り換えや売却という時にどこに相談するでしょうか。近くのディーラー。近所の中古車屋さん、買取専門店。かつては乗り換えしない場合、クルマの売却は買取店でないとできないというのが一般的でした。しかし最近では、その垣根も低くなり、ディーラーでも買取業務を行っているお店、中古車店でも積極的に買取を行うお店も出てきたようです。少しでもいい条件で手放したいものですね。

そんな中古車買取の査定、一体どんな個所を見ているのでしょうか?中古車買取査定時の査定ポイントについて紹介したいと思います。

洗車の有無は心象の問題。

まずこれは、筆者がよく質問されることなのですが、査定時に洗車をしておいた方がいいかどうか。これに関しては基本的にはあまり関係ないというのが率直な感想です。厳密に言うと、中古車査定そのものの評価には影響はありません。しかし、売却金額を決める商談の上で心象は良く作用することもある、ということかと思います。一般的にパッと見てのきれいさはどうでもいい、というのが中古車査定の際の常識です。

というのは、査定員が気にするのは、骨格の修正を要するような大きな事故をしているかどうかだからです。極端な話、ピカピカに磨いた大事故をして修復したクルマより、小傷もあってうっすら埃ものっているような修復歴無しのクルマであれば、修復歴無しのクルマの方が評価自体は高くなります。そういう意味で洗車の有無は関係ないということになります。しかし、査定後、条件が整えばすぐ売るのでできるだけ高値で買ってほしい気持ちから洗車もしてきた、というのがお店に伝われば、その車種、条件で出る最大限の金額を出してもらいやすくなる可能性もあります。

推奨ではないですが、まったく無意味だともいえないというのが答えになるかもしれません。

『商品化するのに、いくらかかるか』は重要な要素。

中古車買取の査定でどんなところを見ているか。一番考えるのは、中古車店の店頭に並べるのにいくらかかるか、ということです。基本的にはクルマを業者間で売買するオークション会場が全国にたくさんありますが、ここでの取引金額以上の金額で買取ることはできません。いわゆる相場というのは同様の車種、状態、年式、グレード、装備レベルのクルマの取引実績です。あくまでセリですので、業者さんが一巡して、欲しいという入札がなければ値上がりしないこともありますし、粗悪でも台数が少なく想定を超える金額で売れることもあります。しかし、これは買取店の損益になる程度の誤差です。もちろん傷が多くても磨けば済む程度であればよいのですが、凹みや塗装面に大きな傷が入っていたりする場合は板金を要します。こうしたクルマは仕入れに来た中古車店にとってはその加修費用、すなわち店頭に並べるまでの商品化コストをある程度見ておかないと損失を出してしまうことになるのです。傷がなければこのくらいだけど、傷があると「売値もこの位どまりの取引金額かな」とか、これを直すとこのくらいかかるから「仕入れるための入札は○○円までだな」ということを加味して取引されることになるのです。したがって、こうした状況を調べるのが査定であり、査定結果を踏まえて「査定金額」が提示されることになります。

それ以外に気にするのは、前でも述べた、大きな骨格からの修復をしたクルマかどうかです。最近ではこうしたものの修復精度も高くなり、加えて、業界団体の健全取引を奨励する機運などもあって、中古車店で販売する際には「修復歴車」かどうかを明示することになっています。どんなに綺麗でも、いわゆる修復歴のないクルマとは別の価格レンジのクルマとなります。その中で多少綺麗かどうか。ということですので、どうしても評価は修復歴の有無が影響します。

修復歴は、比較的クルマの外側に近い骨格周辺の塗装、修復加工跡などをチェックします。何かにぶつかると、衝撃はクルマのボディの外側から影響を受けます。そうなると、直す際も外側の骨格を修正して、その上で板金をすることになります。中古車査定で一番詳しく見るのはこうした点です

ほかに手を焼くのは「臭い」です。愛煙家のクルマ、マリンレジャーや釣りによく出かけていたクルマ、ペットの匂いが強いクルマなどは敬遠されがちです。これは場合によって、修復歴以上にマイナス評価となるケースがあります。なぜかというと、そのままでは売りにくい上に、臭いの除去には相当の手間がかかるからです。消臭作業では根本的なにおい除去はできません。においの原因はバクテリアで、ルームクリーニングに加え、滅菌・除菌加工が必要になります。最近では天然素材を用いて、においを取り除けるシステムも開発されてきましたが、かなり高価ですし、完全にゼロにはなかなかできないためです。

加えて、愛煙家のクルマなどで天井が変色してしまっているようなクルマはクリーニングでもなかなか落ちない場合があります。こうした点はかなり綿密にチェックされることになるでしょう。

悩ましいのは「エアロ」

あと、エアロパーツなど社外品は+査定とうたっているケース。これも嘘ではないと思います。しかし、エアロパーツがついていればなんでもいいかというとそうではありません。パット見て惹きつけるようなエアロや社外アルミホイールなら+査定になるでしょう。しかし、たしかについてるが、これならノーマルのままでもいいのでは、という程度であれば、ノーマルと同じか、場合によっては、ノーマル(オリジナル)の方が良かったというケースもあるのです。そこで悩ましいのは、エアロパーツやホイールなどはノーマルに戻してから売却した方がいいのではということです。しかし、エアロパーツなどは人気ブランドのものだとそれだけで商品力があったりします。単体で売れるくらいの人気ブランドのエアロであれば、クルマにつけておくと+査定になる場合があります。あとはその金額と工数次第ということでしょうか。中古車買取の査定の奥が深いのはこういうところです。

あなたがそもそも「売る気があるのかどうか」

これは案外重要なポイントです。「無料査定」をどこもうたっている中古車買取業界。しかし、少しでも多く査定して、条件が整えば買い取りたいと思っているからこそ無料査定なのです。ボランティアではありません。そしてその金額的に良い条件が出るか出ないかは「売ってもらえるかどうか」と「その時期」です。とんでもない金額でも、この位出たら売ってもいいなと思う金額でも持っていって、条件次第では書類もなるべく早く揃えます、くらい言って交渉すれば、なんとか良い条件を出してくれるかもしれません。しかし、金額を提示しても、一向に売ってもらえないクルマに金額提示を気合入れてする業者さんはないでしょう。せいぜい、通り一遍の取引相場を教えてくれるか、次に来た時には絶対出ない「ありえない金額」を提示されるのが関の山ではないでしょうか。

ちなみに、「いついつまででしたら○○円で買い取ります」という条件が出るならば、あと何軒回っても、一社1時間とか割いてせいぜい数万円上乗せできるのがいいところではないでしょうか。例えば「もう20万出してくれたら今日クルマ入れます。」と言って交渉する方がよほどお店からしてもありがたい場合があります。高く買い取れば現金化でのリスクも高くなりますが、車種によっては行ける可能性もありますし、仮に難しいとしても最善の金額で買い取ってもらえる可能性もあります。

無茶苦茶でもいいので○○円出たら売る!これをもって中古車買取の査定は望まれることをおススメします。査定し、売却しようとしているのはあなたのクルマです、もっと強気で臨みましょう!

買取査定もお近くのサービスステーションにまず相談。買ったり維持するばかりでなく「クルマを手放すこと」もカーライフ。一番身近な頼れる存在にまずは相談。
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筆者プロフィール

中込健太郎
合同会社アセアンプラスコンサルティング パートナーライター

自動車ライター。1977年生まれ。神奈川県出身。武蔵工業大学(現東京都市大学)工学部電気電子工学科・水素エネルギー研究センターを卒業後、自動車産業向け産業機械メーカーを経て、大手自動車買取販売会社で店舗業務からWEB広告、集客、マーケティングなどに携わる。現場経験に基づくクルマ選びや中古車業界の事情は今も明るいことから、ユーザーはもとより、自動車販売の現場からの信頼も厚い。幼少期からクルマをはじめとした乗り物好きが高じ、車種を紹介するコンテンツなども手掛ける一方、「そのクルマで何をするか」をモットーに全国をクルマで旅行し、食べ歩き、温泉巡り、車中泊といったカーライフに関する執筆も多数手がける。

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